【みんなのクレジット】クラウドバンクに続きまた?証券取引等監視委員会の勧告と行政処分について
クラウドバンクに続き、投資した矢先に行政処分です。
やはりソーシャルレンディングという高利をうりに中身は社長の
やりたい放題といったところでしょうか。

ア ファンドの償還資金に他のファンド出資金が充当されている状況
当社が取得勧誘を行ったファンドのうち、既に償還された17本のファンドの償還金の原資を検証したところ、10本について、他の償還期限が到来していないファンドの資金が償還金に充当されている状況が認められた。
イ 当社のキャンペーンにファンド出資金が充当されている状況
当社は、ファンドの募集を開始して以降、キャッシュバックキャンペーンと称して、顧客に現金を還元しているが、当該現金還元の原資を検証したところ、甲へ貸し付けたファンド出資金が当社に還流して充当されている状況が認められた。
ウ 白石代表がファンド出資金を自身の借入れ返済等に使用している状況
白石代表は、当社が甲に貸し付けたファンド出資金について、甲の社員に指示を出し、自身の預金口座及び自身の債権者に送金させている状況が認められた。
エ 甲グループの増資にファンド出資金が充当されている状況
甲グループの一部の会社は、甲グループの他の一部の会社を引受人とする増資を行っている。当該増資については、ファンド出資金が甲グループ内で貸付け、借入れが繰り返された後に充当されている状況が認められた。
オ ファンドからの借入れを返済することが困難な財務の状況
当社は、ファンド出資金の最大の貸付先である甲が、平成28年5月末から同年11月末の間、毎月多額の損失を出し続け、累積赤字を増加させており、同年8月末から同年10月末においては債務超過の状態にあったことを認識していた。甲は、同年11月末、上記エの増資により債務超過状態を解消しているが、一方で、同年5月以降、ファンドから毎月多額の資金を借り入れていたことから、同年11月末時点における短期借入金が流動資産を大きく上回る状況となっている。
また、平成28年11月末時点における甲グループ全体の財務状況についても、短期借入金の総額が流動資産を大きく上回っている状況となっていることから、ファンドからの甲グループへの貸付けは返済が滞る可能性が高い状況と認められる。
内容を見るとクラウドバンクの行政処分よりもかなり中身が悪質です。
指摘されているものは大きく見て、
・誤解を招く担保表示
・ファンド出資金の不適切な流用
この2点になるでしょうか。
みんなのクレジットキャンペーン祭りは投資している人の中では有名です。
かなりキャッシュバックがありますからね。目玉と言えます。
しかしその原資は結局他のファンドで集めた資金をまわしていたという
なんともありがちでお粗末な内容。
さらにファンドで集めた資金を社長の借入金返済に回すというもうどうしようもない状況です。
かなりディフォルトリスクも高い気がしますね。
白石社長は辞任したようですが、そんなんですみますか?
業務停止命令により1カ月停止になりますが、そのまま倒産しそうで怖いです。

引用元:証券取引等監視委員会
やはりおいしい話に後から乗っかっていくのは危険性が高いということがよく分かります。
無事に償還期限を迎えられれば良いですが、資金繰りは既に逼迫しているのではないでしょうか。
参りましたね。大反省です。
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