【みんなのクレジット元金償還遅延】倒産間近なの?みんなのクレジットへ電話して聞いた結果…
しかしそのヒヤヒヤが2017年7月末に現実のものになりました。
貸出先の大半を占めるブルーウォールジャパンの運用実績次第で
みんなのクレジットの運命はかかっているわけですが、そこの社長が
結局、みんなのクレジットを設立した白石伸生社長なのだから投資家は
頭にきて当然だと思います。
少しでも投資家へ申し訳ない気持ちがあるならどんな理由があるにせよ
償還できないと言うことがあってはいけないはずですが、白石伸生社長には
そこまでの気概がないのでしょうね。
2017年8月1日時点で元金の償還遅延はいまだ反映されていません。

それどころか不誠実だと感じるのは都合の悪いことはHPのお知らせに
反映されていないと言うことです。
これでどこが内部管理体制の統制なのでしょう?

憤りがあるので電話して聞いてみましたので簡単に内容を記載しておきます。
Q 28日に電話したときはこういうことがあったとは話していませんでしたが?
A 28日時点では弊社の社員も事実確認に奔走していたので回答を控えさせていただきました。
従業員のレベルでは知らなかった人もいると思います。
Q 28日に分配金は支払われていますが、ブルーウォールジャパンから結局振り込みはあったということですか?
A 分配金の分に関しては振り込みがありましたので処理させていただきました。
Q 元金を拘束されているのにどうして振り込みができるのでしょうか?
A いくつか保有しているうちの口座で仮差押されていない口座から振り込みしたと聞いています。
Q ブルーウォールジャパンの口座に仮差押があったということですか?
A はい。23人の投資家が従前から弁護士を介してすすめていたようです。
Q ブルーウォールジャパンの口座に結果的に7月の償還金は本当に入っていたのでしょうか?
A 当然なにもない口座へ仮差押をしても仕方がありませんので、償還金はあったという話で聞いております。
Q みんなのクレジットとしてはこれからどのようなことをされるのでしょうか?
A ブルーウォールジャパンと23人の投資家様が裁判ではなく、できるだけADR(裁判外紛争解決手続)で解決の話し合いですむようにと考えています。
Q 話し合いはいつゴロする流れになっているのでしょうか?
A できるだけ早々かつ今週中には行うと聞いています。ただお盆時期も控えているので最悪お盆明けという可能性もあります。
Q この話し合いが済まなければ2017年8月以降の分配金や償還金も払われる可能性は低いと言うことですね?
A 話し合いで内容がまとまらない場合には、裁判になることもありますのでそうなった場合は、その可能性もあります。
Q ADRで話し合った結果など進捗について、しっかり会員に状況を都度説明して欲しいのですが?
A もちろん、お話しできることとそうでないものがありますが、フィードバックはさせていただきます。
Q 40億円近い金額がブルーウォールジャパンへ渡っているわけですが、本当に資金は運用されているのでしょうか?
A はい。それがされていなかった場合は、金融庁の検査で即免許取り消しになっていますので運用されていることは事実です。
Q みんなのクレジットとしては不動産約5億円、絵画や自社株など数千万円などの担保価値しかありませんが、追加担保で保全を高めるという行動はしているのでしょうか?
A ファンドによっては担保が条件になっていない物もあります。ただ引き続き不動産など根気強く担保交渉はしております。
Q 交渉と行ってももとは白石伸生社長が設立したみんなのクレジットで投資家に申し訳ないと考えているなら信頼を回復させるためにブルーウォールジャパンが歩み寄る話ではないでしょうか?白石伸生社長に強く言える人がいないのでは?
A もちろん交渉はしております。ブルーウォールジャパン内にも弊社役員を常駐させてしっかり回収ができるようにしています。
この流れから行くと、あくまでもこの内容が事実であれば、
ブルーウォールジャパンの預金口座に対して投資家23人が
保全のため仮差押えの申し立てをして決定がおりたと言うことになります。

出典先:http://www.caa.go.jp/planning/pdf/160323_sanko1.pdf
もっとも、仮差押手続は保全の必要性がなければ認められませんし、担保金として債権額の10~30%程度の金額を裁判所に納めなければなりません。
仮差押手続は、債権者からの一方的な申し立てにより行われるため、例えば虚偽の事実の申立てにより仮差押えが行われ、これに基づき債務者が損害を被った場合などに、損害賠償金にあてるための担保金を裁判所に納めておくことが必要なのです。
引用元:湊総合法律事務所
さらに仮差押えするためには担保金が必要になるので、
23人の投資家たちは担保金(表でいう立担保)を裁判所へ供託して仮差押が発令もしくは
執行されていると予測ができます。
仮に1億円ぐらいを仮差押したい場合は、1,000万円~3,000万円は
裁判所へ立担保して供託しないといけない計算になります。

先日のメルマガみんなのクレジットやブルーウォールジャパンはADR(裁判外紛争解決手続き)で
済まそうとしているようすです。
しかし、ここまで行動している投資家からすれば、訴訟を
起こして全額投資金額を回収すべく踏み切った行動であり、
簡単に話し合いで済む内容とは思えません。
仮差押という通常では私たちの生活には縁がない言葉ですが、
これを機に少し勉強しておこうと思い調べました。
仮差押は預金口座を凍結してしまうような性質はなく、
仮差押が送達された時点で口座にある残高にしか及ばない
ということみたいです。
つまり投資家23人の仮差押えした金額がいくらかはわかりませんが、
その金額以上は差し押さえができないと言うことでしょう。
仮に1億円を仮差押命令が下り、口座に2億円あるとすれば、
残りの1億円に対しては仮差押できないため普通に入出金は
できるそうです。
逆に1億円の仮差押命令が下っても、口座に5,000万円しか
残高がなかった場合は、その5,000万円にしか仮差押の効力は
持たないと言うことです。
実際にブルーウォールジャパンの口座にいくらお金が入っていて、
投資家23人の仮差押がいくらなのかわからないと今後の動きは
まったく予測がつきません。
投資家23人の仮差押した金額よりもブルーウォールジャパンの口座残高
が多かった場合は、事業がディフォルとしていない限り8月は分配や償還が
できる可能性もある気がします。

しかし、23人の仮差押金額よりもブルーウォールジャパンの口座残高が少ない
場合は、再度投資家23人が8月も仮差押の申し立て手続きをしている可能性も
あります。
ということで、さまざまな展開が予想されますが、とてもお盆明けまでに解決するような
ないように思えないので、傍観するしかないという感じです。
そもそもはみんなのクレジットの対応が杜撰なことが原因なワケですが、
一番悪いのはブルーウォールジャパンの白石伸生社長です。
しっかり約束を守ってけじめを付けてほしいものです。
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